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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
監修:岡本 良平(医師・東京医科歯科大学名誉教授)
ウィンタースポーツを存分に楽しめる季節になりましたね。
そこで気を付けたいのが「雪焼け」。夏と比べて日差しの少ない冬は、日焼けを油断する人も多いでしょう。
夏の暑いときにジリジリ焼けるのが日焼けですから、寒い冬は日焼けということがピンとこないかもしれません。
しかし、夏の海で日焼けした時よりも、雪で焼けるほうが強く焼けてしまいます。
「雪焼け」とはいったいどんな症状があるのでしょうか?ご一緒に詳しくいていきましょう。
そもそも夏よりもダメージの強い「雪焼け」とは
雪焼けとは、紫外線の反射による日焼けです。
雪の上での紫外線の反射光はとても強く、また冬は、空気が澄んでいて太陽も近い位置にあるので、上からも下からも紫外線を浴びることになります。
冬の紫外線は、通常の約1.5~2倍のダメージです。
スキーなどリゾート地で急激に紫外線を浴びることは、肌には大変リスキーです。夏に比べると冬は新陳代謝も落ちているため、結果的に雪焼けは、なかなか元に戻らないことになります。
雪焼けを予防するには、外では体の出ている部分は極力少なくして、できるだけ覆うようにしましょう。
頭には帽子を被って髪を覆い、目にはUVカットのサングラスやゴーグル、首には、マフラー、手袋もして、紫外線から守ります。雪焼け予防には「日焼け止め」も使えます。しっかりと塗りましょう。
また日焼け止めだけでなくUVカットのファンデーションを使うとより効果的です。
ただ、しっかり塗ったとしても運動をすると汗がでて、日焼け止めが落ちてしまいます。2~3時間ごとに塗り直しましょう。顔に塗るだけでなく、耳や首元などにも念入りに日焼け止めを塗っておきましょう。
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