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2015年は、皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。健康や医療関連のニュースでは、何人もの著名人が「がん」を患っていることを発表したことが印象に残っています。
さて、株式会社オールアバウトより、恒例の「『国民の決断』2015アワード」が年末に発表されました。数ある分野の中から第1位に選ばれたのは、健康部門ランキングの「がん検診を受ける決断」でした。ここでは、この結果に対する人々の反応について見ていきたいと思います。
「がん検診を受ける決断」が1位の理由
冒頭にも述べたとおり、2015年は著名人のがんに関する報道が数多く報じられた1年でした。5月には俳優の今井雅之さんが大腸がんのため54歳という若さで亡くなっています。また、9月には女優の川島なお美さんが逝去されました。
中でも大きな反響があったのは、9月にタレントの北斗晶さんが乳がんであることを発表したことです。「毎年乳がん検診を受けていたにも関わらず、進行したがんが見つかった」という報道に衝撃を感じた人も多かったことでしょう。
北斗さんはその後、右胸の全摘出手術を受け、現在も闘病中です。このほか、11月には女優の生稲晃子さんも乳がんで4度にわたる手術を受けたことを公表し、話題になりました。
今回のアワードで「がん検診を受ける決断」が1位に選ばれた背景に、こうした報道が影響しているのは想像に難くありません。とりわけ、まだまだ働き盛りの世代である40~50代の人たちががんに冒されたという事実には、他人事とは言っていられない危機感を感じた人も多いでしょう。
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