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執筆:南部 洋子(助産師、看護師、タッチケア公認講師)
監修:川口 佑(医師、新宿ストレスクリニック院長)
こめかみが脈打つように痛む頭痛は「偏頭痛」と言われ、女性に多い傾向があります。
成人女性の1割がこの頭痛に悩まされており、遺伝的なものが関連していると言われています。
「こめかみからくる頭痛」にはどのような症状があるのでしょうか?
こめかみからくる頭痛の原因と症状
偏頭痛は精神的ストレス、寝不足、食べ物が原因です。
体調の変化によって血管が拡張され、頭が痛くなります。
こめかみの脈打つような痛みが、数時間~3日位続き、月に1~2回、多い時には週に1~2回の頻度で起こります。
目の周りや頭全体が痛くなり、嘔気嘔吐や音や光に敏感になることが特徴です。痛みが出る前に欠伸が出る、キラキラしたものが見える、といった症状もでます。飲酒など、緊張がほぐれたときに症状が出やすいのも、偏頭痛の特徴です。
こめかみからくる頭痛の刺激物
偏頭痛は、テレビやパソコンのディスプレイの光で、引き起こされることがあります。長時間の視聴は避けましょう。
また、偏頭痛を引き起こす食べ物があります。人によって違いますが、チョコレート、チーズ、アイスクリーム、卵、レバーなど「こく」のあるものや、トロピカルフルーツ、玉ねぎなど「あく」のあるものです。
飲み物では、アルコールやカフェイン飲料があります。自分は何によって起こるのかを知り、それらを避けることが大切です。
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