(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
料理をする人にもそうでない人にも「気軽にレシピを投稿できる」レシピ投稿サイトが人気を博していることは有名ではないでしょうか。
さてそのレシピですが、そもそもレシピとは誰の物なのでしょう。誰かに教わった調理法は、自分のレシピと言えるのでしょうか。考え始めるとなかなか難しい問題に行き着きます。
そこで今回は、レシピと著作物の関係、レシピの利用によって生じる法的責任についてご説明したいと思います。
まずは「著作物」の意味を確認
著作権法では、「著作物」を「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」と定義しています。
定義を見ると、「表現したもの」とあるように、著作権法が保護しているのは、表現物であって、その元となったアイディアではありません。
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