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執筆:南部洋子(看護師)
監修:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
「いつの間にか爪にシワが寄ったり、線ができたりしている…これって何かの病気の兆しなのかしら?」と不安になったりすることは、ありませんか?
確かに病気の徴候のものもあります。どんなことに注意したらいいのかをみていきましょう。
爪とは
爪は皮膚の角質が変化して、硬くなったものです。
ケラチンという線維状のたんぱく質でできていて、厚さは、0.3mm~0.65mmです。1日に0.1mmくらいずつ成長していますので、1ヶ月では約3mm伸びることになります。手の爪よりも足の爪の伸びの方が若干遅く、また20歳位までは、体の成長に比例して爪の伸びは速く、以後徐々に遅くなっていきます。
指先で小さな物をつかむとき、爪が指を支えています。爪がないと小さなものをつかむことができないのです。
爪自体は、呼吸はしていませんが、爪の表面からは水分が蒸発しています。付け爪・ジェルネイルなどを塗ると、爪の水分の蒸発が妨げられるので、爪は弱くなります。
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