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執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
お酒を飲みすぎて、頭痛や吐き気などの症状が現われる方は多いと思います。
また、下痢などの症状が出た、という方もいるのではないでしょうか。
今回は、お酒を飲みすぎてお腹を下してしまう理由や下痢についてご説明します。
お酒を飲む機会が増える年末年始に備え、体調を壊さないよう参考にしてみてください。
「下痢」という症状
私たちが食べたものは、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸などさまざまな消化管を通って消化・吸収され、エネルギーや身体に必要な物質として全身に運ばれています。
そして、その過程で消化されずに残ったものは便として体外へと排出されています。
このとき排出される便には水分も含まれていて、健康な人であれば水分の割合は70~80%といわれています。
ところが、何らかの原因により便の水分量が増え、便が泥状や水様になってしまうことがあります。
この泥状や水様になった便のことを「下痢」といいます。
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