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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
職場などで受ける健康診断。
これで見つかる病気にはどういうものがあるのでしょうか?
各検査項目からわかるのはどんな病気か、また、オプション検査は受けるべきか…なども気になるところです。
そこで今回は、わが国でも患者数の多い「がん」や「生活習慣病」に焦点をあてつつ、健康診断のあれこれについてお話します。
一般健康診断の検査項目
私たちにとって最も身近な健康診断といえば、職場で受ける「一般健康診断」でしょう。
この健診は、雇い主が労働者に受診させるよう法律により義務づけられています。
同様に検査項目も法律で定められており、「法定項目」といいます。
定期健診の検査項目は、法定項目を含め次のような項目が一般的です。
身長・体重・腹囲・視力・聴力
胸部レントゲン(胸部X線検査)
血圧
血液検査(貧血、肝機能、血中脂質、血糖、腎機能)
尿検査(尿糖・尿たんぱく)
心電図検査
胃バリウム検査(上部消化管X線検査)
便潜血検査
毎年受ける健康診断は、自分の健康状態の変化を知るバロメーターであり、病気の早期発見にもつながる大切な機会です。
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