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執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
多くの人が抱える肌トラブルの一つ… それはニキビ。
とくに鼻や口周りにポツンとできると目立ちますよね。
そして、そんな場所に限って繰り返しニキビができて…
タイトルのように感じたことはありませんか?
今回は、ニキビが同じ場所に出現する原因を探ります。
そもそもニキビはなぜできる?
ニキビは、毛穴に皮脂が詰まり、アクネ桿菌(かんきん)と呼ばれる細菌が増殖して、毛穴の中で炎症が起こる病気です。
正式名称は尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)といいます。
アクネ桿菌は誰の肌にも存在する細菌で、皮脂が毛穴からスムーズに排出される正常な状態であれば悪さをしません。
しかし、皮脂や角質がたまると毛穴が詰まって密閉状態となり、アクネ桿菌が増殖して炎症が起こります。
はじめは白いニキビも炎症によって赤く腫れてきますし、皮脂が酸化して黒くなるニキビもあります。
さらに悪化して膿が溜まると、痕が残りやすくなってしまいます。
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