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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
体臭や口臭など、さまざまな嫌なにおい。
我慢していると小さなストレスも溜まりますし、仕事や人間関係に支障が出ることさえあります。
とはいえ、デリケートな問題ですから、正面切って本人に指摘するのもはばかられます。
においに敏感と言われる日本人ですが、どのように対処したらよいのでしょうか。
嗅覚は主観的:匂いと臭い
においは嗅覚で感知できる刺激の総称といわれます。
地球上のにおい物質は数十万種類にも及ぶとされています。
私たちは多種多様なにおいに取り囲まれて生活をしているということです。
ところで、においには快適なにおいと不快なにおいがあります。
一般的に漢字では、快適な場合は「匂い」、不快な場合は「臭い」と表記しています。
また、誰かにとってかぐわしい「匂い」も、別の人にとってはたまらない「臭い」と感じられることもよくあります。
たとえば、くさやの干物…好きな人には美味しそうな良い匂いでも、知らない人には臭く感じられます。
においは常に、主観的な判断とともに感知されるのです。
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