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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
ジメジメしたこの季節、不快な症状のひとつ「かゆみ」が気になるという人は多いと思います。
そんな「かゆみ」の症状のなかに、水虫と似ている「汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)」という皮膚トラブルがあります。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、間違ったケアをすると症状が悪化してしまうため注意が必要です。
汗疱状湿疹の症状
汗疱状湿疹は別名「汗疱性湿疹(かんぽうせいしっしん)」「異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」とも呼ばれます。
多くの場合手のひらや指の外側にできますが、足の裏にできるケースもあります。
初期の段階では汗疱という1~2mmくらいの小さな水ぶくれができます。
やがてつぶれると皮がふやけ、ジュクジュクした湿疹となります。
一つひとつの水泡が近い場所にでき、互いにくっついて大きな水泡になるケースもあります。
そうなると、個人差はあるものの、我慢できない猛烈なかゆみや痛み、炎症が起こります。
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