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執筆・監修:株式会社 とらうべ
思春期になると、女の子の身体には 初潮にともなう身体の変化 がいろいろ起きます 。
友達や同級生と比べて、「自分は何か違うのではないか?」と不安になることもあるかもしれません。しかし、成長の仕方は人それぞれ。
そこでここでは、思春期に起こる身体の変化と、初めての生理(初潮)について見ていきましょう。
初潮にともなう身体の変化 :初潮はいつ頃起こるもの?
「初潮」とは初めての生理のことです。初潮が来ると、朝起きた時などに、下着にチョコレート色っぽいシミが付いていることがあります。
お腹も少し痛いかもしれません。この頃の身体は、まだ大人と同じではありませんが、大人の女性に一歩近づいたことは確かです。しかし、決して恥ずかしがる必要はありません。
日本人の女の子が初潮を迎える年齢は、12~13歳頃と言われています。
これはあくまで平均の話で、9歳頃に来る人もいれば、16歳くらいまで来ない人もいます。だいたいの目安としては、身長が148cmくらい、または体重が42kgを超える頃になると、初潮を迎える人が多いようです。しかし個人差もありますので、あまり気にしすぎる必要はありません。
一方で、中には18歳頃になっても初潮が見られない人もいます。この場合は、「原発性無月経」と言われ、卵巣に問題があって女性ホルモンがきちんと分泌されていない、あるいは子宮や卵巣に指令を送る脳の機能に問題がある可能性があります。
また、子宮や膣そのものの発生に問題がある場合もあり、将来的に不妊になる確率が高くなります。目安としては、16歳になっても初潮が来ないようなら、一度婦人科を受診して詳しい検査を受けるといいでしょう。
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