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アルコール依存 と治療 : 最終的には断酒?
アルコール依存症の治療上の合意は「節酒は不可能、断酒しか方法はない」というものだそうです。しかし、目的はそうであっても患者の要望を認めながら、節酒から治療を試みているセラピストもいます。
(参考:信田さよこ『依存症』文芸春秋新書)
アルコール依存 とキッチンドランカー : キッチンドランカー問題
女性のアルコール依存症の増加に伴い、キッチンドランカーが増加しています。アメリカで使われ始めた言葉ですが、料理用の酒を飲んでいるうちに、ハマってしまい、止められなくなってしまう状態を指しています。
キッチンドランカーになる女性の多くは30~50代と言われます。子どもに手がかからなくなり、育児も一段落する年齢。でも、夫は仕事で多忙、核家族化が進み、独りの時間が増え、ストレスから飲酒に走る場合が典型です。
夫婦や家族の時間を大切にする、積極的に社会に出る、そして、体調の変化を見逃さないことも大切です。
●執筆者プロフィール:山本具代(やまもと・ともよ)
管理栄養士、サプリメントアドバイザー、食生活アドバイザー。株式会社とらうべにおいて、企業で働く人の食と健康指導、糖尿病などの疾病を持つ人の食生活指導にあたっている
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