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発達障害者とカサンドラ症候群 について知っていますか?
ファッションモデルでタレントの栗原類さんが、発達障害のADD(注意欠如症)であることをカミングアウトしたことが話題となっています。
子供のころアメリカに住んでいて、ADDであることを早期に診断・治療できたことがよかったと本人も述べていました。
「今は早期診断されて自分の弱点とかできること、できないことが主治医や親に言われて、より分かりやすくなったと思いましたね」と、前向きに取り組んでいる姿勢に、ネットでは称賛の声が上がっています。
発達障害者とカサンドラ症候群 :ADD(注意欠如症;Attention Deficit Disorder)とは
発達障害は現在、神経発達障害と呼ばれ、「生まれつき親の育て方によらない生物学的な脳の機能不全を基盤とした、発達の顕著な偏りがあり、社会で生き辛さを抱える人」と定義されます。
症状としてはASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動性症)および両者の合併とに分類されています。
栗原さんはADD(注意欠如症;Attention Deficit Disorder)とアメリカで診断されたとのこと。最新のDSM-5ではADHDと診断されるでしょう。
ADDを含むADHDは、脳に何らかの機能不全があって、行動上に問題が引き起こされる場合を指し、一般には「不注意」「落ち着きのなさ」「衝動的な行為」の3つを主症状としています。
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