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妊婦は「妊娠糖尿病」になりやすい!
妊娠中は糖尿病になりやすく、妊娠したことによって血糖値が高くなる状態のことを「妊娠糖尿病」と呼びます。もともと糖尿病でなかった人が、妊娠中に糖尿病を発病することがあり、妊婦のうち12%が「妊娠糖尿病」にかかっていると言われています。
妊娠中は妊娠以前と比べて身体が変化し、胎盤から分泌されるホルモンがインスリンの働きを邪魔するため、糖尿病になりやすいのです。妊娠中だからといって食欲のままに甘いものを食べてしまうと、糖分をとりすぎて糖尿病へと近づいてしまいます。
バランスのとれた食事が大切!
甘いものを食べたからと言って、巨大児が産まれてくるわけではありません。巨大児だと診断されてからも、慎重に血糖値をコントロールすれば巨大化せず、通常の赤ちゃん通り産まれてくることもあります。大事なのは母体が健康な状態であること。高血糖にならないよう、バランスのとれた食事を心がけましょう!
監修:岡本良平(東京医科歯科大学名誉教授)
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