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再生医療で難聴 の治療…今後の可能性
表明移植法は、神経系に新たな傷を作ることなく細胞移植ができるので、その応用範囲は広いものと期待されています。神経系からくる難聴だけでなく、たとえば、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や、ポリオで障害された運動神経の表面に細胞を移植することなどへの応用可能性があるとみられています。
まだラットの段階ですから、「今後」と言っても先のことになるでしょうが、アルツハイマー病やパーキンソン病、多発性硬化症、てんかん、そして脳梗塞や脳出血での障害などの回復に役立つ事が期待されます。
執筆者:南部 洋子(看護師)
監修医:岡本良平 (東京医科歯科大学名誉教授)
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