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執筆:斉藤 雅幸(Mocosuku編集部)
パックタイプの「1回使いきり液体洗剤」は、外側のフィルムが水に溶けやすく、子どもが握ったり噛んだりしているうちに破れ、口や目などに入る事故が発生しています。
計量の必要がなく簡便なパックタイプの液体洗剤ですが、事故が起きないように、乳幼児の手のとどかないところに注意深く保管する必要があります。
いったいどのような事故が発生したのか、詳しく見ていきましょう。
液体洗剤が目に入る、飲み込むなどの事例
国民生活センターは次のような事例を紹介しています。
子どもが握った際に破裂し目の中に液体洗剤が入った。急いで水で洗い流し、治療を受けた(3歳・女児)
親が洗面所で洗濯しているとき、子どもが洗剤をかじって泣き出した。すぐに吐かせて口をゆすいだが、口が痛いという(4歳・男児)
高さ1メートルくらいの棚に保管していたが、子どもが箱から取り出し、遊んでいた際に飲み込んだ。母親が指を入れて吐き出させ、病院を受診(1歳・男児)
製品同士がくっつき始めたため剥がして使っていたが、あるとき剥がそうとしたところフィルムが破れて洗剤が目に入った。眼科を受診し、1週間で回復した(90歳代・女性)
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