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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
1948年から増加傾向にあった子どもの「体重平均値」はこの数年、横ばい状態になっています。
また、肥満傾向児の出現率も2003年からは減少傾向ですが、専門家は楽観視できないと指摘しています。
肥満の子どもはここ30年くらいで見ると2~3倍に増えていて、小学校高学年の10人に1人は肥満とのこと。
これは、現在50歳の成人が子どもの頃に比べると、およそ1.5倍の肥満率であるといいます。
かれらが成人になったとき、日本の生活習慣病はもっと広がる恐れがあるとみられています。
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