(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
多汗症の原因は?
続発性多汗症は先にも述べたように、病気との因果関係がありますが、特発性多汗症は特定疾患に指定されており、原因の解明はまだされていません。強度のストレスや肉中心の食習慣が続いてきたことなどにより症状が出やすくなるともいわれています。
症状を気に病むことでストレスがたまり、仕事や勉強へ悪影響がでたり、対人関係へ支障をきたすなど、社会生活での悪影響も大きいと言われています。
多汗症の治療とは?
治療方法としては、塗り薬や内服薬があります。とくに漢方では、色白で水太りタイプ、ひざ関節痛を有する人に防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を用います。消化性潰瘍治療薬である抗コリン薬プロ・バンサインを用いることもあります。
症状が重い場合は、多量の汗を放出するエクリン腺が働かないように処置をする手術が必要です。しかし、手術で完全には働かないようにするのは難しく、手術後にエクリン腺が再生する可能性もあるため、完治は難しいとされています。
夏だけでなく一年中「わき汗」がひどく、ストレスとなっている人は、一度医療機関を受診することをおすすめします。
スポンサーリンク