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水下痢の原因と正しい対処法:原因をみてみると……
水下痢になる原因の1つは、過敏性腸症候群と呼ばれるものがあり、普段から腸がデリケートな人が、ストレスや緊張により腸の運動が異常に高まり、内容物が腸管を通り過ぎるスピードが速くなってしまい、十分に水分が吸収されず、水下痢になります。
また、ウイルスや細菌による急性の胃腸炎や食中毒による下痢の場合は、体が毒素を早く体外へ排出しよう働くため、腸管内の水分の分泌が増加します。
その結果、下痢よりももっと水分の多い水下痢になるのです。
このときは、下痢症状だけでなく、腹痛や嘔気・嘔吐などを伴うことが多く、ウイルス性のものでは、ノロウイルスやロタウイルスなどがあります。
間違った対処法していませんか?
水下痢が起きたときは、脱水に気をつけなければなりません。
吸収のよいぬるめの白湯や番茶、常温のスポーツドリンクなどを少しずつこまめに補給することが大切です。
水分が排出されているからといって、一気に冷たい水を飲むようなことはやめましょう。
身体の防御反応として、ウイルスや細菌を外に出そうとして下痢になっているので、市販の下痢止め薬などを飲み、下痢を止めることはよくありません。
細菌やウイルスによる急性の腸炎の疑いがある場合は、病院を受診したほうがいいでしょう。
下痢止めを飲んでもいいのは、過敏性腸症候群や、単にお腹を冷やしたり、食べ過ぎや飲み過ぎの場合です。
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