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4人組ロックバンド「RADWIMPS」のドラム、山口智史さん(30歳)が、持病である神経症「フォーカル(局所性)・ジストニア」が悪化し、無期限休養に入ることが公式サイトで明らかになりましたが、 フォーカル・ジストニアの原因と治療法 にはどのようなものがあるのでしょうか?
これまでも持病を悪化させたり回復させたりしながら、レコーディングやツアーに取り組んできた山口さん。2009年にはツアー中に右足が動かせなくなる瞬間があったといいます。
この「フォーカル(局所性)・ジストニア」とは、どのような病気なのでしょうか?
フォーカル・ジストニア の原因と治療法 :ミュージシャンや演奏家を襲う恐ろしい病気「フォーカル・ジストニア」とは?
フォーカル・ジストニアとは楽器を演奏するときに、思い通りに手指を動かせなくなる障害のことをいいます。職業病の一種とされ、手や指の筋肉に力が入り、自分の意思とは関係なく指を動かせなくなったり、動かそうとしていない指が勝手に動いてしまったりするなどの特徴があります。
医学的には神経障害によって意図しない筋収縮が起こり、運動がコントロールできない症状を指します。管楽器演奏者の場合、指先ではなく口の周りの筋肉を上手に動かせなくなることもあり、無理に楽器を吹こうとすると不調和な動きを起こしてしまうこともあるのです。
・演奏中に指の巻き込みや突っ張りが起こる
・指を曲げようとすると突っ張ったり、曲げた指を伸ばすことができなくなったりするときがある
・特定の音の演奏や専門の楽器を演奏するときだけ不調和な動きが起こる
・手や指に特に痛みやしびれは感じない
上記のように、症状が起こる際は演奏中が多いようです。
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