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妊娠中にお母さんができることって?
なるべく10ヶ月おなかの中で育て、大きすぎず小さすぎず、赤ちゃんを産むために必要なことはなんでしょうか?
まずは、妊婦健診をきちんと受けることが大切です。週数ごとに、4週おき、2週おき、1週おきと推奨されています。妊婦健診を受けることで異常の早期発見・早期対処につながります。
かつて、妊婦の体重増加はさまざまなリスクを招くとみなされ、出生時の赤ちゃんの体重に影響を及ぼすことが指摘されました。特に在胎週数に比べて体重が少ない「子宮内発育遅延児」は、将来、生活習慣病になるリスクが高いというデータが公表されました。
しかし最近では、お母さんの非妊時の体格から、適正な体重増加が重要といわれています。
妊娠前のBMIを計算してみましょう。
BMI=体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))
この計算で、18.5未満ならばやせ型、18.5~25未満は標準、25以上は肥満型となります。
そしてそれぞれのタイプごとに、妊婦の適正な体重増加の目安があります。
・やせ型:9~12㎏、
・標準:7~12㎏、
・肥満型:5~7㎏
となっています。
いずれの場合も緩やかに体重が増えていくのが理想です。
逆に体重増加を怖がって、やせ型の人なのに、5㎏程度しか体重が増えないなどということがあります。また増え過ぎたといって妊婦がダイエットをするなどは、好ましくありません。低体重児が生まれる原因の1つにもなっています。
大きい赤ちゃん、小さい赤ちゃん、個人差はありますが、みんな大切な命です。あまり大きさにとらわれることなく、その子なりの成長を、周りのみんなで見守っていきたいですね。
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