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不妊の原因はかつて、女性側に原因があるとされることが多かったですが、近年は男性側に原因があることも少なくないことが知られてきました。そんな中、男性の不妊治療技術も飛躍的な進歩を遂げています。 無精子症 でも妊娠をあきらめなくてよいのか不妊治療の最前線をみてみましょう。
100人に1人は「 無精子症 」
不妊の原因のおよそ半分は男性にあるといわれています。
男性側の原因としてはいくつかあり、勃起や射精がうまくいかない「性機能障害」や「射精障害」、精子の動きが悪かったり、数が少なかったりする「精子無力症」や「乏精子症」、また精液中に精子が存在しない「 無精子症 」などがあります。
中でも治療が難しい「 無精子症 」は、男性100人のうちおよそ1人の割合。精子はあるのにうまく出てこない「閉塞性」 無精子症 と、精子を作る精巣自体に原因がある「非閉塞性」 無精子症 とに分けられます。 無精子症 の8割以上は、精巣に原因がある非閉塞性です。
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