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ぎっくり腰の対応と予防法 :ぎっくり腰にならない秘訣があった!
やはり同じ姿勢で長時間座ったまま、しかも前かがみで仕事をすることは要注意ですね。
椅子に座る場合、動作をゆっくりとって背当てに腰が付くまで深く腰掛けましょう。1時間に1度は立ち上がり、軽い屈伸運動をして、腰部の血行をよくするよう心がけます。
また体重のコントロール、筋力トレーニング、ストレッチを行いましょう。朝起きるときには、すぐにからだを起こさず、布団の中で横になり腰を丸めた姿勢をとります。こうすることで、椎骨の間が開き、周辺の筋肉なども伸ばすことができます。
また顔を洗うときは、膝を少し曲げます。これだけで腰にかかる負担がかなり楽になるんです。
靴は、ウォーキングシューズが良いでしょう。普通の靴の場合は、厚めの中敷きを敷いて、ショックをやわらげましょう。
また、股関節の柔軟性も大事ですから、力士の股割りのようなものをじっくり取り入れるのも大事な運動のひとつです。
ぎっくり腰は、適切な処置や予防をしていないと、慢性の腰痛に進むケースが少なくありません。特に中高年の場合、しっかりとケアをして再発防止に努めましょうね。
<執筆者プロフィール>
南部洋子(なんぶ ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師。株式会社とらうべ社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立
タッチケアシニアトレーナー
<監修>
樋口二三男(医学博士 整形外科医 とらうべ顧問産業医)
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