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便利な乗り物として、幅広い世代に愛されている自転車。サイクリングの趣味や運動目的で使用している人も多いでしょう。特に、子育て世代にとっては子どもの送り迎えにも必須アイテムです。
一方で「ママチャリは便利だけど、脚が太くなるから乗りたくない」という声も聞かれます。しかし、自転車は乗り方さえ注意すれば、美脚作りのエクササイズになります。そこでここでは、美しい脚をつくる自転車の乗り方についてご紹介します。
がむしゃらに漕ぐのはNG! 「筋肉太り」の原因に
自転車に乗ると脚が太くなると言われているのには、はっきりとした理由があります。
立ち漕ぎやスピードを出して勢いよく漕ぐことが原因です。自転車をがむしゃらに漕ぐと、脚には強い負荷がかかり、筋トレをしている状態になります。筋肉は「遅筋」と「速筋」の2種類の筋繊維からできていますが、脚に負荷をかけているときに使われるのは「速筋」が多いのです。
速筋は瞬発力に優れる一方で、筋が肥大しやすく鍛えると大きくなります。短距離走の選手や競輪選手の脚がガッシリとしているのは、この「速筋」が発達しているためです。また、速筋は脂肪ではなく糖質をエネルギーとして使うため、力いっぱい漕いでも脚痩せのための脂肪燃焼効果は高くなりません。自転車で脚が太くなるといわれるのは、がむしゃらに漕ぎ続けてしまった結果の「筋肉太り」が原因なのです。
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