(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
大人も子供も同じ「自転車運転者」
このような判決が出たことに対して、子供を持つ親御さんの中には「子供がやったことなのに、厳しすぎる」と憤りを感じた人もいるかもしれません。
しかし、被害者にとってみれば、相手が大人であるか子供でるかと、受けた被害の大小とは無関係です。
被害者やその家族に「子供がしたことだから、許してやれ」と言うほうがよほど理不尽といえるでしょう。
自転車のハンドルを握り、ペダルを漕げば、子供も大人も同じ「自転車運転者」です。
そして、自転車は道路交通法上「軽車両」に位置づけられ、乗用車と同等の交通ルールが適用されます。
つまり、自転車に乗る以上は、子供といえども、大人と同じルールと責任が適用されるのです。
わが子を大切に思うのであれば、自転車に乗らせる前に、まずはそのことを口を酸っぱくして伝えることが大切です。
執筆:大泉 稔(ファイナンシャルプランナー)
<参考>
警視庁「都内自転車の交通事故発生状況」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/bicycle/bicycle.htm
スポンサーリンク