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「生理前の彼女」とどう接したらいい?
「今はそういう時期」だと割り切る
生理前の彼女は、些細なことでもイライラしたり落ち込んだりしてしまいがちです。身近な人に感情をぶつけてしまうことが増え、仕事や人とのコミュニケーションがうまくいかなくなることもあるでしょう。
ときには、自分を責めてしまうこともあります。
PMSは、自分ではコントロールしにくい心身の不調です。彼女からイライラをぶつけられたり、泣きだしたりすることもあるかもしれませんが「今はそういう時期だから」と理解し、「彼女も辛いだろう」と労ってあげる思いやりが必要です労わる気持ちをもつという思いやりが必要です。そうすることで、彼女自身救われるでしょう。
軽い運動に誘う
PMS時には小さなことにくよくよしたり、考え方がネガティブになったりしがちです。
興味や思考が内側へと向かってしまう傾向があるので、軽いジョギングや散歩、ドライブなどに誘い、心を外側に向けてみるように促しましょう。
無理はよくありませんが、いい気分転換になります。運動が苦手な彼女の場合は、ラジオ体操などと用いて深呼吸とストレッチを取り入れてみるといいでしょう。
お酒やカフェインを避けるようにする
カフェインやアルコール、過剰な塩分の摂取はPMSの症状を悪化させます。
この時期はお酒やカフェインが多く含まれるものは控えるようにしましょう。
むくみや頭痛などの症状をやわらげるためには、代謝のいい食べ物を摂取するようにしましょう。特に利尿作用のあるビタミンEの食品であるイワシやカボチャ、ブロッコリーやアーモンドを勧めてみるといいですね。
生理前の彼女に八つ当たりをされたり、手がかかったりすることもあるかもしれません。彼女のココロとカラダの状態を理解してあげることが、良好な関係を築くことに役立つでしょう。
<取材協力>
バイエル薬品株式会社
<監修者プロフィール>
太田 郁子(おおた・いくこ)
倉敷平成病院婦人科医長、医学博士、日本子宮内膜症啓発会議実行委員
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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