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執筆者:石村 衛(ファイナンシャルプランナー)
日本銀行が2月16日から始めたマイナス金利政策の余波が、
預貯金金利の低下に止まらず一時払い終身保険などの貯蓄性の高い保険商品へも波及しはじめました。
現時点においては、一部の貯蓄性の高い保険商品に止まっていますが、
保険会社も資金の運用難から「予定利率を引き下げ(※1」、さらに他の保険商品へも拡大することが予想されます。
卒業までの大学4年間、費用はどれだけ必要?
貯蓄性の高い保険商品として将来の進学資金に備える「学資保険」や、
学資保険代わりにもなる「低解約型終身保険」といった商品の予定利率引き下げも視野に入ってきたかもしれません。
かと言って予定利率の引き下げ前に「駆け込み契約を急ぐ!」というのは、あまり感心しませんね。
大学入学時には、私立大学文系で約115万円、理系で約150万円(※2)程度は必要になります。
その後、毎年の学費や生活費を考慮すると卒業までの4年間で概ね400万円~600万円程度は覚悟しておきましょう。
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