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執筆者:杉山 崇(心理学者)
学習障害とは知性そのものは正常に発達しているにもかかわらず、普通は「誰でもできる簡単なこと」が勉強しても、練習しても、なかなかできるようにならない障害です。
具体的には、「書かれた文字を読む」「数字を使って計算する」「言葉を話す」などです。
何らかの微細な神経学的な異常や損傷が影響しているといわれていますが、未だに原因は特定されていません。
学習障害、本当に怖いこと
学習障害で怖いのは特定の何かができないということだけではありません。
たとえば字が読めないことで他のこともできないのではないか、教養が低いのではないか、知的な障害があるのではないか、人をなめてるんじゃないか、など、実際以上に能力や人間性を低く見られることです。
このような誤解は社会的な阻害につながります。
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