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保険金の使い方についても考えておく
保険は「保険事故」、つまり保険金の受け取りが発生するような事態が起きた時に、経済的なメリット(=保険金)を受け取ることができます。一方で、その受け取った保険金を、どのように使うのかについては制限がありません。制限がないことは良いことですが、別の見方をすれば「正しい使い道」は教えてくれないということです。
ちまたには、「がんにかかったら、このくらいお金がかかる」という情報はたくさんあります。しかし、「がん保険で受け取った保険金を、どのように生かすか」について、相談に乗ってくれるところはあるでしょうか?
がん保険というがんの治療のための資金的な準備が整っていたとしても、それを有効に使うことができなければ、無駄になりかねません。
しかも、患者が使える時間は限られています。がん保険に入るのであれば、保険金を生かすための情報面でも備えておく必要があると言えるでしょう。
●大泉 稔(おおいずみ・みのる)
ファイナンシャルプランナー。株式会社fpANSWER代表取締役、大泉稔1級FP技能士事務所主宰。1級FP技能士、生命保険大学課程、1種証券外務員。現在、「大人のための生命保険相談室」や「FP試験対策個別指導塾」、「交通事故被害者のための相談室」を展開中
http://cfpm.biz/ http://fp-answer.com/
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