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ストーカーや痴漢冤罪も対象
人気のミニ保険のひとつが、趣味やスポーツなどでの急な「キャンセル」にかかる費用を補償するもの。
急な病気やケガ、出張などでコンサートやイベントに行けなくなった場合のチケット代金や、旅行に行けなくなった場合のキャンセル料をはじめ、マラソン大会やトライアスロン大会に参加できなくなったときに参加料を補償するもの、登山で遭難した際に備えて捜索や救助費用を補償するものなどがあります。
女性向けでは、家財保険の特約としてストーカーの被害に遭った際にかかる費用を補償するストーカー保険や、自然分娩で入院・出産しても給付金が出る保険など。男性向けでは、痴漢の冤罪被害に遭った際の費用を補償するものもあります。
ある痴漢冤罪保険では、月1000円以下の保険料で、事件発生後48時間以内にかかった弁護士の相談料や接見料などを補償し、いざというときはスマホや携帯に登録した弁護士とすぐに連絡や相談できます。
時代の変化にも対応
高齢化社会や性的マイノリティーを認める動きを反映したミニ保険もあります。
ペットを飼っている人が死んだ時にペットの世話を任せる身内に保険金を支払うものや、賃貸アパートなどで入居者が孤独死した場合に家賃や原状回復費用などを家主に補償するもの。自分が死んだ時の葬儀費用をまかなえるほどの死亡保険金を補償するものもあます。
東京・渋谷区など同性カップルをパートナーシップとして認める自治体が現れたのを受けて、同性のパートナーを死亡保険金の受取人に指定できるミニ保険も登場しました。
一方、従来の保険のイメージを覆すような、健康でも得する「優待サービス」付きのミニ医療保険もあります。国内や海外の旅行や提携ホテルが10〜60%の割引で利用できたり、フィットネスや通信教育等の優待割引などさまざまな特典がついています。
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