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卵子凍結保管サービス、使ってみたい人は?
今回の調査の「価格や安全性によっては卵子凍結保管サービスを利用したいですか」という質問に『はい』もしくは『どちらかと言えば はい』と回答した女性は全体の59.8%。半数以上の方が卵子凍結保管サービスを使ってみたいと考えているようです。
卵子凍結保管サービスとは?
卵子凍結は、女性の体内から摂取した卵子を急速冷凍して保存し、必要に応じて解凍して体外受精に使う、もともとは不妊治療のための技術です。
日本生殖医学会は、これまで不妊治療中の既婚女性や、がんなどの放射線治療で卵子が傷つくおそれのある女性にかぎり、卵子凍結を認めていましたが、2013年8月13日、健康な未婚女性にも卵子凍結を認めるなどとしたガイドラインをまとめました。
「卵子凍結」には、仕事や婚期など個人の事情に合わせて出産時期を調整できるというメリットがありますが、若いうちに卵子を凍結しても、子宮に戻すのが高齢になった場合などに起こりうる母体への負担、保存できるクリニックの数が少ないことや技術面の差、高額の費用など、まだまだ課題は多くあります。
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