不安定な天気、もしもの時のカミナリへの対策

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不安定な天気、もしもの時のカミナリへの対策

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カミナリ対策 その1:雷鳴が聞こえ始めたらすぐに避難!

 
雷鳴が聞こえたときには、落雷の危険域にすでに入っていると思ってください。建物の中に避難して、外壁から離れ、部屋の中心にいるようにします。雷は、水道管を通ってくる可能性がありますので、軒先などに出るのも危険です。
 
また、激しい雨が降り始めてから避難するのでは、遅すぎます。
 
レジャーなどで出かけている場合には、決して傘などは差さず、速やかに自動車の中に避難しましょう。車の中では、中心部に身を寄せて、金属部分には触らないようにします。
 
 

カミナリ対策 その2:開けた場所にいた時のポイントは姿勢!

 
「カミナリが落ちるのは、高い建物」と思っている方も多いでしょうが、必ずしも高い建物だけに落ちるわけではありません。
 
実は、落雷で死亡事故が一番多いのは、ゴルフ場などの開けた平地です。
2番目は、木の下の雨宿りです。
 
この2つが全落雷事故死の半数以上を占めています。野外スポーツなどで、大木に雨宿りしていて落雷を受けるケースが多く、過去には、海やサッカースタジアムに落ちたこともありました。
 
被雷対策のない建物では、外壁を伝って襲ってきます。ビルや高いもの、木からはできるだけ離れるのが得策です。
 
もし開けた平地にいて、避難する場所がないときには、次のような「雷しゃがみ」という姿勢をとりましょう。
 
 

雷しゃがみの方法

1.頭を下にして、抱え込むようにしてかがみ、両手で耳をふさぐ。
2.足の両方のかかとを合わせ、つま先で立つように、かかとを地面から浮かせる。
 
これによって、万が一雷の電気が足から入っても、地面との接点が小さくなって電気の侵入をできるだけ抑えることができます。もし、電気が侵入しても、片足から反対の足へUターンさせるため、上半身まで流れることを防いでくれます。
 
そして、雷鳴や稲妻が消えても、30分位は野外での活動を控えましょう。
 
 

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