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執筆:Mocosuku編集部
失恋や仕事でのストレスから、つい食べ過ぎてしまった…。そんな経験、ありませんか。
拒食症や過食症のように問題視する人はあまりいませんが、常習化すると BED (Binge Eating Disorder)という摂食障害の疑いがでてきます。
昨年アメリカで行われた啓蒙キャンペーンには、プロテニスのモニカ・セレシュ選手も参加しました。1993年、試合中に暴漢に背中を刺されたことから、ストレスや憂鬱を解消するために、大量のアイスクリームやポテトチップを食べるようになったそうです。これを乗り越えるのは、どんな試合にも劣らないほどタフだったと語っています。
今日はこのBEDについて、詳しく解説していこうと思います。
アメリカでは280万人以上!?
精神障害の専門誌『Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders』によれば、アメリカの男女280万人以上がこの症状になる可能性があるといいます。
過食症の人は、食べ過ぎたカロリーを減らそうとして吐いたりします。ですが、BEDの人は体重や体型など気にしません。
前述の啓蒙キャンペーンで、摂食障害の専門家であるウェンディ・オリバー・パイアット博士が説明した要点をまとめました。
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