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執筆:井上 愛子(保健師・看護師)
これまで普通に働いていた人が突然亡くなった…
ある日、何の前触れもなく訪れる突然死。そこにはどのような原因があるのでしょうか。
「健康そうに見えたのに…」
そんな人でも起こりうる突然死について詳しく説明をしていきます。
突然死、大半は心臓によるもの?
「突然死」とは、事故やケガなどによる死亡を除いたもので、症状が現れてから24時間以内に予期せず亡くなることをいいます。別名「急死」とも呼ばれています。
この突然死の原因は、心臓によるものがほとんどです。これ以外には、脳の血管障害、呼吸器疾患、消化器疾患などがあります。
心臓が原因の場合、急な症状が現れてから1時間以内と短時間で亡くなるため、「瞬間死」ともいわれています。
「そんなにすぐに亡くなってしまうなんて!?」と驚かれたかもしれません。
日本では年間約10万人の突然死があり、このうち半数以上が心臓の異常が原因といわれています。突然死は身近に起こりうるものなのです。
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