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摂食障害の原因
摂食障害は、ダイエットをきっかけに発症するといわれています。
しかし根本的な原因はもっと複雑で、いくつかの要因が絡み合っているといわれます。
そのうちのひとつが本人の性格です。自尊心が低く、ストイックな人に多いといわれています。
このような人がダイエットを行うと、「体重が減ること=自分への評価が上がること」になってしまい、摂食障害に陥ると考えられています。
ただし、このような性格なら誰でも発症するわけではありません。遺伝的要因や家庭環境も影響しているだろうといわれています。
また「やせることは良いこと」とされるような社会風潮も、大きく影響しています。
摂食障害は自分で気がつくことはできない!?
拒食症も過食症も、自分の体型を正確に認識できない「ボディーイメージの障害」といわれています。
そのため、すでにカロリー制限などによってかなりやせているにもかかわらず、体重が増えることに対する恐怖心をぬぐうことができません。
さらに、周りからどんなに指摘や注意をしても「自分は太っている。もっとやせなきゃ!」という気持ちを捨てることができず、さらに過激なダイエットにのめりこんでいきます。
そのため、自分の状態が病気だと自覚して、受診することは決して簡単なことではありません。
実際に、拒食症を発症して入院していても、「自分は病気じゃない」と思っている患者さえいるほどです。ですから、周りのサポートが非常に重要になります。
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