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自転車事故が多いのは、7~15歳、16~19歳の層だが…
人口あたり(千人)の、自転車事故が多いのは7~15歳(2.1人)、16~19歳(4.1人)と小中高生なのですが、ヘルメット着用している率は余り高くないようです。
例えば、自転車乗車時のヘルメット着用を努力義務とする条例を2014年度に実施した堺市では、条例施行し1年以上経過した後ですらヘルメット着用率は4%ときわめて低い数値にとどまっています。(13歳以下の子供の場合についても、施行前の34%から増加したものの、着用率は5割程度です。)
「ヘルメット被った?」の声掛けを
ヘルメット着用は、速度が出るスポーツ車に乗る場合のみ…という印象を持つ人も多く、普通の自転車に乗るときには、ヘルメット着用を嫌がる人も多いと思いますが、事故になった場合を考えると、「ヘルメット着用が当たり前」位の意識改革が必要でしょう。
小中高のお子さんを持つご家庭では、お子さんが外出するときには、「ヘルメット被った?」と一声かけることの習慣化から始める必要がありそうです。
【参考】
・交通事故総合分析センター ITARDA INFORMATION 交通事故分析レポート
https://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info97.pdf
・警察庁 第一回安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会
https://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/bicycle/kentoiinkai/01/01jitensha_05siryou02.pdf
・平成27年度 「堺市⾃転⾞のまちづくり推進条例」効果検証
https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/doro/jitensha/jorei.files/jyoureikoukakennsyoua34mai.pdf
・au損保自転車保険のヘルメット着用中補償について
http://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/
・「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」について(東京都青少年治安・対策本部)
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/kotsu/kakusyutaisaku/jitensha/seisaku-jyourei/jitensha-jourei/
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