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PMDDの症状は緩和させることができる
PMSの治療では、ホルモン剤や漢方薬などによる薬物療法、カウンセリングや生活指導(規則正しい生活を送るために、運動、食事、リラクゼーションの方法を学ぶ)などが行われます。
一方、PMDDの治療では、これらに加えてSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ剤が処方されることもあります。
PMDDの症状は、精神面に強く現れるため、周囲からも理解が得られにくく、つらい思いをしている女性もいることでしょう。
まずは、月経前に現れる諸症状が治療で緩和させることができるということを知り、思い切って受診してみましょう。
【参考】
日本産婦人科学会のガイドライン(2014)(http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2014.pdf)
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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