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ジェルネイルやつけ爪が原因で起こる「グリーンネイル」
グリーンネイルという、爪が緑色~黒っぽい色に変色する病気は、ジェルネイルやつけ爪のメンテナンスが不十分なとき、緑膿菌やカビなどに感染すると、起きることがあります。
変色したときは、思い切ってつけ爪などはいったんお休みし、乾燥・清潔を保つよう心がけましょう。
改善しない場合、抗菌薬などの薬も使用する必要があるので、皮膚科へ受診しましょう。
なかには内臓疾患のサインのことも
そのほか、爪が白っぽい場合は、貧血の一症状であったり、肝臓の病気が潜んでいる場合もあります。
また、爪のまわりや爪の下が赤い場合、皮膚筋炎をはじめとした膠原病にみられる症状のひとつでもあり、爪の黒色の変色は、ほかにもアジソン病などの内分泌疾患などが原因になっていることもあります。
このように、全身性の疾患や、内臓に疾患がある場合も、爪に異常のサインが出る場合があります。
ですから、日ごろから爪先まで意識した健康チェックをおこなって、変化に気づけることが大切ですね。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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