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乳幼児の鼻水&発熱は要注意!
中耳炎について、特に注意しなくてはいけないのが乳幼児です。
乳幼児はまだ相手に自分の症状を伝えることができないため、耳の痛みについて訴えることができません。
そのため、親が気付いた時には症状が進行し、重症化してしまっているというケースも少なくありません。
鼻水が急激に増えた、熱がなかなか下がらない、最近機嫌が悪い、耳を頻回に触るなどが見られたら、中耳炎を疑ってみることをお勧めします。
風邪=すぐに小児科や内科、ではなく、耳鼻科受診への検討を
風邪症状が出ている場合、多くの方はまず内科、子供の場合は小児科を受診されるかと思います。
しかし、風邪の主症状が鼻水や発熱の場合は、内科の他に耳鼻科受診を検討されることをお勧めします。
耳鼻科では小児科ではできない鼻水なども吸引でき、症状の早期改善が期待できます。
特に中耳炎は早期に治療を開始することで、治りも早くなりますが、乳幼児の場合は一度中耳炎となってしまうと、治るまでに数か月かかってしまいます。
急性中耳炎が進行してしまうと、薬や吸引処置でも改善せず、鼓膜を切って中の膿を出す鼓膜切開をしなくてはいけなくなってしまいます。
風邪症状の中でも特に鼻水、咳、発熱が主症状の場合には、内科や小児科ではなく、まず耳鼻科を受診し、処置を受けることをぜひ検討してみてください。
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