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おたふく風邪
医学名で「流行性耳下腺炎」といいます。ムンプスウイルスへの感染で発症します。1年中発症しますが、最も多いのは冬の終わりから春先にかけてです。
感染経路は、飛沫感染や接触感染です。
感染力が非常に強く、子どもの看病をしていて感染する場合もあります。
初期症状には、首や耳下腺が腫れ、痛みがでます。高熱が3~5日続き、ほぼ1週間で治まります。
おたふく風邪の特効薬はなく、対症療法が中心です。
おたふく風邪の怖いのは、合併症を起こしやすいところです。
骨髄炎、心筋炎、膵炎、肝炎、甲状腺炎、難聴、などを起こす場合があります。それ以外に、男女別に合併症のリスクがあります。
男性にあるリスク
男性は、20~30%位の確率で、睾丸炎になる可能性があります。
耳の下が腫れ、4~10日ほどで片方の睾丸の激痛や腫れ、陰嚢が赤くなるなどの症状がでます。
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