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インキンタムシの検査と治療
インキンタムシの症状が現れたら、皮膚科や皮膚泌尿器科を受診しましょう。
早期に受診して治療を開始しないと、色素沈着して跡が残ってしまいます。
検査方法は、通常、患部の皮膚の一部をピンセットで取り顕微鏡で観察し、普通の湿疹やカンジダ症でないことを確認します。
また、治療には外用薬が用いられ、白癬菌の中では比較的早く治癒しますが、治療を途中で止めると再発します。
ですから、医師から「もう薬をつけなくていい」といわれるまで、継続して治療する必要があります。
クリームタイプやスプレータイプなどの市販薬も多数販売されていますが、病院で診断されてから使用しないと、かえって悪化することがありますので注意しましょう。
インキンタムシの予防
気がつかないうちに感染してしまうことが多く、予防するのは難しいですが、リスクを下げるために、次のことを心がけましょう。
通気性の高い下着をつける
下着をこまめに交換する
毎日入浴して、陰部を清潔に保つ
インキンタムシは、羞恥心から病院に行くのが遅れてしまいがちです。
しかし、早期治療が治癒に結びつきますから、恥ずかしがらず早めに受診しましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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