(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
タコや魚の目対策:フットケア
原因や患部の状態によって対処方法はさまざまですが、次のようなケアが基本となりますので参考にしてみてください。
サイズが合った靴を履き、ハイヒールを履くのはできるだけ少なくしましょう。
足への衝撃を和らげる中敷きや保護パッドを使用すると負担が軽くなります。
姿勢を良くして歩き方のクセを見直しましょう。自分でよく分からない場合は、靴屋さんやフットケアサロンなどでクセや歩き方を見てもらって矯正するとよいでしょう。
タコや魚の目削り専用カッターやヤスリなど、市販の対策グッズを使用する方法もあります。風呂上りなど皮膚が柔らかくなった時に処置します。ただし、剃刀は皮膚を傷つけ細菌感染する危険もありますから避けましょう。
症状が軽ければ角質を柔らかくする「サリチル酸」が入った市販薬で治すことができます。パッドタイプ(貼り薬)、絆創膏タイプ、液体タイプなどがあります。
温活をしましょう。冷えによる血行不良などを防ぎます。
スキンケアを心がけましょう。ターンオーバーの乱れや新陳代謝の低下を防ぎます。睡眠・食事・運動といった基本的な生活習慣を整えることが大切です。
症状が酷い場合セルフケアで治すことは困難です。
フットケアサロンなどで状態を見極めてもらい、皮膚科など医療機関で治療をする必要があります。
いずれにせよ症状の度合いにあわせた適切な処置が大切です。
無理なセルフケアは悪化の原因になりかねません。くれぐれも気をつけてください。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
スポンサーリンク