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鼻うがいの注意点
次のようなことに注意しながら鼻うがいを行うことが、専門医から助言されています。
・1日1~2回程度でやりすぎには注意を!
1回で2~3度、鼻うがいをくり返しヌルヌル感がなくなるようにする。1回に生理食塩水200ミリリットル程度で十分
・鼻うがいの後、鼻を強くかまない
終わったら前かがみで、頭を左右に傾けて生理食塩水をすべて出す。そのあと軽く鼻をかむのはよいが、強くかむと中耳炎の原因になることもある
・鼻に生理食塩水を入れるときに大きく上を向かない
やや上を向くと上咽頭にとどきやすくなるが、大きく上向くと耳に入って中耳炎になる恐れもある。前かがみでやや上を向くくらいがよい
・生理食塩水を吸い込んでいるときに、つばを飲み込まない
これも、生理食塩水や洗浄液が耳に入るのを防ぐため
鼻に炎症があったり、鼻づまりがひどい時、あるいは喉に鼻水が流れる病気「後鼻漏」などの場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。
子どもの場合、自己流のやり方はおすすめではありません。
子どもでもできる市販の器具を用いるか、耳鼻咽喉科で鼻洗浄をしてもらいましょう。
【参考】
eo健康『風邪や花粉症対策に効果的!痛くない「鼻うがい」でスッキリしよう』(https://eonet.jp/health/healthcare/health85.html)
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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