(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
暑くてジメジメ…身体が蒸れやすく、肌の露出も増えるこの季節。
高温多湿の環境は水虫感染のリスクが高くなります。
また、水虫というと足にできるイメージをお持ちかもしれませんが、手にもできる場合があります。
手荒れと間違えやすい「手水虫」についてご説明しましょう。
手水虫の原因
水虫の原因菌は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種です。
白癬菌は皮膚の表面から角質層という部分に入り込み、感染を起こします。
これが足にできると「足白癬」「足水虫」、手にできると「手白癬」「手水虫」と呼びます。
白癬菌は高温多湿の環境を好みます。
手は足に比べて露出が多く、日常でもよく洗う機会が多いため、手水虫の発症は稀です。
発症確率は、足水虫の「20分の1」から「30分の1」といわれています。
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