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ライム病の予防
感染症ですから、予防には何よりシュルツェ・マダニに刺咬されないことです。
まだまだ気温の高い日も続きますし、秋のお出かけシーズンも到来します。
マダニの活動期に野山に出かける際は、次の点に注意をしましょう。
●むやみに藪に分け入らない
●白っぽい服を着てマダニの付着が確認しやすいようにする
●衣服の裾を靴下の中に入れる
●虫よけをしてマダニを身体に近寄らせない
なお、ライム病に対する予防接種は日本にはありません。
万が一刺咬されたときは、マダニを自分で皮膚から剥がさないで、皮膚科を受診して切除してもらうことをおすすめします。
むやみに虫をはぎ取ると、マダニの刺口が皮膚に残りかえって感染を進めてしまう恐れがあります。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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