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秋の花粉症対策
秋の花粉症の対策も、春と同じように、マスクやメガネなどを使用する、花粉を身体につけない、帰宅時に花粉を落としてから家に入るなど、アレルゲンの除去が基本です。
また、原因となる植物に近づかない、という意識も予防策のひとつです。
お子さんがいる人は、前述の日本医師会の情報にあるとおり、飛散量の多い時期に空き地や河川敷で遊ばせないようにすることも大切です。
さらに、季節がら風邪やぜんそくと勘違いをして花粉症の対策を怠りやすいという側面もあります。
耳鼻咽喉科やアレルギー科などを受診して、正しい原因を見極めてから適切に対処することが重要です。
世界の花粉症事情に目を向けると、日本はスギ、アメリカはブタクサ、ヨーロッパはイネが主なアレルゲンになっているといわれています。
ですから、日本は春、ヨーロッパは夏、アメリカは秋と、世界でも花粉症が多い季節のイメージが定着しているようです。
日本で見落とされがちな秋の花粉症、心当たりのある方は、原因を明らかにするためにまずは医療機関の受診をおすすめします。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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