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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
「いつまでも若々しくキレイでいたい」
これは女性が永遠に追い求めるテーマかもしれません。
健康と若さの維持のため、欠かせないことと言えば、一つは運動です。
しかしこの頃では、アスリート並みに運動をして「スポーツ貧血」になる女性が増えているといいます。
スポーツを楽しむのにちょうどいい季節、本格的に運動を始めようとしているアナタに、今回はスポーツ貧血についてお伝えしていきましょう。
スポーツ貧血の症状
「スポーツ貧血」になるといわゆる「貧血」と同じ状態になり、次のような症状が起こります。
・動悸や息切れ
・めまい、立ちくらみ
・疲れやすい など
これらの症状は、血液中にある赤血球自体の減少やヘモグロビン(赤血球の99%を占める成分で、主成分は鉄分)の不足が原因です。
どちらも私たちの身体の隅々に酸素を運ぶ大切な役割を担っていますので、当然不足すると酸素が減って貧血の症状が現れます。
とくに激しい運動をする人は「いつもと同じ練習量がこなせない」「パフォーマンスが上がらない」など、しっくりこない感覚に陥るでしょう。
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