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副乳の身体への影響
副乳は、健康に悪影響を及ぼすことはないので心配はいりません。
とくだんの症状がなければ様子見で大丈夫です。
ただし、ごくまれに、副乳に悪性の腫瘍ができることがありますので、その場合は治療が必要です。
また、水着を着ると目立つなど、見た目が気になるケースでは、自費になってしまいますが美容外科などで切除手術を受けることも可能です。
治療は、ごく小さい副乳であればレーザー治療で対処します。
乳頭や乳輪の切除では、局所麻酔をしてホクロと同様に取り除きます。
さらに、乳腺もあると、乳腺の組織もくり抜いて除去するような施術方法になります。
手術は基本的には1時間程度で終わり、日常生活に大きな支障がでることはありません。
このように、副乳は健康上問題のない状態で、ホクロなどと同じように個人の特性の一つと言えます。
しかしながら、痛みや腫れが続くなど気になる症状が出ている場合は、一度形成外科などを受診して相談してみましょう。
また、見た目の観点から美容外科で切除を希望する場合は、病院によって治療法や費用に差があるので事前リサーチも重要です。
受診した際は、医師の説明をよく聞き、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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