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一般的な花粉症対策
薬の服用など花粉症の対症療法と併せて行う必要があるのは、アレルゲンとなる花粉を遠ざけることです。
日常生活においては次のような対策を心がけましょう。
目や鼻、口など花粉が侵入しやすい部位を花粉用メガネやマスクなどで覆い、髪もまとめて帽子を被るなどして花粉を防ぐ
とくに花粉の飛散が多いときには外出を避ける
外出時は花粉がつきにくい素材の衣服を着用し、洗濯物は室内干しにする
外出から帰ったら、家に入る前に花粉をよく払い室内に持ち込まないようにする
症状が激しいときなどは、手洗いとうがいをして、顔や目、鼻の中もよく洗う
自動車の通風孔に花粉対策用フィルターを装備するなど、車内への花粉の侵入を防ぐ
こうしたセルフケアにもかかわらず、つらい症状が続いている場合は、アレルギー科や皮膚科を受診しましょう。
花粉症にはアレルギー反応を抑制する抗ヒスタミン剤の服用や、炎症を抑えるステロイド剤の処方などの処置が施されます。
また、最近では舌下免疫療法のような根本的なアレルギー治療としての花粉症対策も広まってきているようです。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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