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執筆:井上 愛子(保健師)
忙しい日常を送る私たちにとって、酒類、タバコ、コーヒー、お茶といった「嗜好品(しこうひん)」は、ストレス解消に重宝されています。
愛煙家でかつお酒飲みの人にとっては タバコとお酒 の組み合わせは外せないものでしょう。
この両者、なぜこんなに相性がいいのでしょうか?
タバコとお酒 タバコでリラックスと興奮を!
最初にタバコを口にすると、口や肺が焼けるような感じで、めまいや吐き気さえ起こります。しかし、習慣化するとそうした拒否反応は消え、手放せなくなることもしばしば。
これがニコチンの効果です。
ニコチンには副腎に働きかけ、アドレナリンを放出し、血糖値を上げ、鼓動を速め、血圧を上げる作用があります。また少量摂取の場合ですが、脳の快感サーキットを刺激して、ドーパミンを放出し元気にしてくれる作用が一方であります。
しかし、多量に摂取するとこれらは抑制的に働き、血圧は下がり、鼓動は遅くなります。
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